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豪雨や台風時の【車内水没】生き残るための緊急対策と予防策

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2023.09.08

目次

豪雨・台風時の車内水没の危険性

台風や集中豪雨が頻発する今日、車での避難が危険な状況に陥るケースが増えています。冠水した道路やアンダーパスで車が水没する事例が後を絶ちません。

この記事では、日本自動車連盟(JAF)の調査と勧告に基づき、車内水没時の緊急対策と予防策について詳しく解説します。

突然の水位上昇と車内の危険

JAFによれば、冠水した道路で車が停止すると、水位が急速に上昇する可能性があります。この状況では、水圧の影響で車のドアが開きにくくなることが多いです。

さらに、電気系統がショートする可能性もあり、その結果、電動のパワーウインドウが機能しなくなるケースも考えられます。

窓ガラスを割る方法:実験からの知見

JAFが行った実験によると、水没した車内で窓ガラスを割るためには、特定の道具が必要です。

傘やスマートフォン、小銭を詰めたビニール袋で窓を叩いても、ガラスは割れませんでした。窓ガラスを確実に割ることができたのは、脱出用ハンマーだけでした。

車のガラス:なぜ割れにくいのか

車の窓ガラスは、飛散防止や衝撃に対する耐性を高めるため、通常のガラスよりも3~5倍割れにくい強化ガラスが使用されています。

そのため、車内での動きが制限される状況では、ヘッドレストの金具など、先端が尖っている物でも窓ガラスを割るのは非常に困難です。

緊急時の対策:脱出用ハンマーとシートベルトカッター

JAFは、水没時にシートベルトが外れない可能性も考慮し、シートベルトを切るカッターが付いた脱出用ハンマーを車内に常備することを強く推奨しています。

また、ガラスを割る際には、特に割れにくいフロントガラスではなく、サイドガラスを狙うようアドバイスしています。

水没時のドア開け:JAFの新調査結果

JAFの最新調査によれば、水位が30cmから120cmまで上昇した状態でも、車内に空気が残っていれば、外部の水圧でドアは開かないとされています。

しかし、車内が浸水した後は、水圧差が小さくなり、水深120cmでもドアを開けることが可能となるという結果が出ています。

最良の対策:不要不急の外出を避ける

何よりも、豪雨や台風の際は不要不急の外出を避けることが最も効果的な対策です。自然災害の予報が出た場合、できるだけ自宅や安全な場所に避難するようにしましょう。

車内水没時の対策と予防策:まとめ

台風や豪雨が頻発する現代において、車での避難は多くのリスクを伴います。

JAFの調査と勧告を参考に、緊急時の対策として脱出用ハンマーとシートベルトカッターを常備すること、そして何よりも不要不急の外出を避けることが重要です。

安全な運転と準備で、自然災害から自分自身と家族を守りましょう。

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