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【トリガー条項とは?】ガソリン価格高騰の背後にある税制問題

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2023.09.08

目次

ガソリン価格が15年ぶりの高値を更新

2023年8月30日、ガソリン価格が15年ぶりに高値を更新しました。資源エネルギー庁の発表によれば、レギュラーガソリンの全国平均価格は185.6円で、2008年8月の185.1円を上回りました。

その後も価格は上昇を続け、9月6日には186.5円となっています。

価格高騰の主な要因

この価格高騰には、円安や原油価格の上昇が影響しています。

しかし、驚くべきはガソリン価格の約40%が税金であるという事実です。

ガソリンに課される税金の内訳

具体的には、ガソリン税、石油石炭税、温暖化対策税、そして消費税が含まれます。

例えば、1リットルあたり185円のガソリン価格の内訳を見ると、ガソリン本体価格は約112円、残りの73円は税金です。

二重課税問題

例えば、1リットルあたり185円のガソリン価格の場合、ガソリン税が56.6円、ガソリン本体価格が約112円です。

さらに、消費税はこの合計金額に課され、いわゆる「二重課税」が発生します。この問題に対して、日本自動車連盟(JAF)は二重課税の解消と暫定税率の廃止を求めています。

トリガー条項とは?

トリガー条項とは、ガソリン価格が一定レベルを超えた場合に課税を一時停止する制度です。

具体的には、レギュラーガソリンの平均小売価格が3か月連続で160円を超えた場合、ガソリン税の一部が停止されます。

トリガー条項:発動せず

政府は、ガソリン価格が3ヶ月連続で160円を超えた場合にガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」の発動を見送っています。これに対し、SNSでは多くの不満の声が上がっています。

特に、ガソリンは日常生活に欠かせないものであり、高い税負担が問題視されています。

その他の影響

この高騰は、物流業界にも大きな影響を与えています。特に地方や郊外では、車は生活必需品となっており、高いガソリン価格は大きな負担となっています。

今後の展望

ガソリン価格の高騰は、物流や地方生活にも影響を与えています。多くの人々がトリガー条項の発動や税制改革を求めており、政府の今後の対応が注目されます。

このような状況下で、日本自動車連盟(JAF)はガソリン税の暫定税率部分の廃止と二重課税の解消を求めています。

また、物価上昇により生活費が増加している中で、ガソリン価格の高騰は国民にとって大きな負担となっています。この問題に対する政府の対策が急募されています。

この記事が、ガソリン価格と税制についての理解を深める一助となれば幸いです。

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