ここでは、マツダ・RX-8の持病(必ず不具合が出る)と言われている「パワーウィンドウレギュレターモーター」の交換をしたいと思います。
私のRX-8も、運転席側の窓を開け閉めする際に「ガコ、ガコ、ガコ」を異音が発生するようになりました。
フロントドアの内張りの外し方も同時に解説するので、整備の参考にして下さい!
- パワーウィンドウレギュレター交換方法
- 必要な工具や部品
- フロントドア内張りの外し方
- 交換作業時の注意点やポイント
RX-8のパワーウィンドウレギュレターを交換
- 交換に必要なもの
- ドア内張りの外し方
- レギュレターモーターの交換方法
交換に必要なもの
RX-8のパワーウィンドウレギュレターモーターを交換する際に必要となる物や工具類は以下の3つです。
- パワーウィンドウレギュレターモーター
- プラスドライバー
- 内張り剥がし
今回、交換用に用意した「パワーウィンドウレギュレターモーター(運転席用)」はAmazonで4,000円程で購入できる非常に安価な商品です。
純正品に比べて多少作動音が大きい感じがしましたが、動作に問題は無く普通に使えました。
フロントドア内張りの外し方
まずは、フロントドアの内張りを外していきましょう。
内張りを外すには「3つのネジ」を取り外す必要があります。
3つのネジの場所
一つ目はインナードアハンドルの丸いキャップの中にあります。
マイナスの精密ドライバーなどを隙間に挿して開けましょう。
二つ目はアームレストの真下です。
ここは奥の方にネジがあるので、長めのプラスドライバーがあると外しやすいです。
三つ目はドアスイッチカバーの中に隠れてます。
内張り剥がしを使用してカバーを外しましょう。
下部に見えるネジです。
カプラーも同時に外してカバーを取り除いておきます。
ピラーカバーの取り外し
ピラーカバーも取り外しておきます。
このカバーはクリップ一つで留まっているので、素手でも外すことが出来ます。
内張りを外す
これで内張りを外すことが出来るようになりました。
内張り剥がしを使って、下の方からクリップを外していきましょう。
上部は上から引っ掛けてあるので、クリップが全て外れたら上に向かって持ち上げると外れます。
レギュレターモーターの交換方法
真ん中ぐらいにあるのがパワーウィンドウレギュレターモーターです。
こちを交換していきます。
3つのネジで固定されていますので、これらを全て外します。
次に左下のカプラーを外せば、取り外すことが出来ます。
新しく用意したレギュレターを付け替えれば交換完了です!
純正品と互換品の比較
左が純正品で、右が交換品です。
全く同じですね。
まとめ:RX-8のパワーウィンドウレギュレター交換のポイント
記事のポイントをまとめます。
- パワーウィンドウレギュレターモーター、プラスドライバー、内張り剥がしが必要
- 内張りの外しには3箇所のネジを取り外す必要がある
- インナードアハンドルの丸いキャップ内に1つ目のネジがある
- アームレストの真下に2つ目のネジがある
- ドアスイッチカバー内に3つ目のネジがある
- ピラーカバーはクリップ1つで固定されているため手で外せる
- 内張り剥がしを使い下から順にクリップを外して内張りを剥がす
- レギュレターモーターは3箇所のネジで固定されている
- モーター取り外し時は左下のカプラーも外す
- 交換後は動作確認を行う
- 交換用部品は純正品と互換性があり使用可能