ダイハツ工業によって製造され、軽自動車の中でも特に注目されている「コペン」。
この車はその小さな車体とパワフルなパフォーマンスで、特に女性の間で高い人気を誇っています。
この記事では、コペンの初代モデルであるL880Kに焦点を当て、その魅力や特徴を深く掘り下げます。
高品質な造りと独特なスタイルで知られるダイハツが生み出したこのモデルは、スポーツカーの楽しさと日常の実用性を兼ね備えています。
コペンに興味がある方、すでにオーナーである方、そして単に自動車に魅了されるすべての人に、この独特の車の魅力をお伝えします。
- 初代コペンL880Kの基本的な仕様と性能特性
- コペンのデザインと女性ユーザーに対する魅力
- コペンの運転操作性とホイールベースに関する特徴
- コペンの乗り心地と高速道路での走行性能
女性に人気!ダイハツの軽オープンカー”コペン”の人気と魅力
ここでは初代コペンの特徴や機能など、その魅力に迫って詳しく解説したいと思います。
コペンに興味があって今後中古車などで購入を検討している方や、所有しているけどあまり詳しくは知らないというオーナーの方も、ここでコペンの魅力を感じて頂ければと思います。
- コペンとは?
- 初代コペンL880Kとはどのような車か?
- 女性が好きそうな見た目や操作性
- 丸目のヘッドライドライトが特徴的
- 乗り心地はどうなのか
コペンとは?
コペンを製造してるダイハツ工業は日本の軽自動車製造のトップクラスといっても過言ではないくらい、品質の高い軽自動車を作っている自動車メーカーです。
その中でも、軽自動車としては珍しいスポーツタイプの「コペン」という車があります。
コペンは小さいながらもアグレッシブな走りを楽しむことができる車なので、車好きの女性などに非常に人気があります。
また、オープンカー仕様ということもありドライブなどにも適している車です。
そんなコペンの中でも、初代L880Kについて詳しく紹介していきます。
初代コペンL880Kとはどのような車か?
初代のコペンL880Kは2002年から2012年までの期間にダイハツ工業によって製造・販売された車で、軽自動車規格の前輪駆動2人乗りクーペ型オープンカーです。
最も特徴的なのが、小さい車体でありながらも軽自動車ではありえないくらいの馬力を出すことができることです。
それを可能にしているのが、直列4気筒DOHCツインスクロールターボJB-DETエンジンで、最大47kW(64馬力)の出力を出すことができます。
それに加えて、トランスミッションにはスーパー5速MTかスーパーアクティブシフト付き4速ATの2つから選択することができるので、自分の好みに合わせたスーパーカーに仕上げることができます。
当時はAT車の方が値段としては割高でしたが、コペンの場合はMT車もAT車も同価格で販売されていて、これはかなり珍しかったようです。
女性が好きそうな見た目や操作性
コペンは車体がとても丸みを帯びていたので、いかつさなどがなく女性が好みそうな形です。
実際に女性の方が乗っているいることが多く、街中でも初代コペンを見かけると運転しているのは女性の場合が多いです。
見た目もそうですが初代コペンは他の軽自動車と比較してもホイールベースが短く、運転しやすいところが女性に好感を持たれたとも言われています。
実際に同じダイハツ工業が製造・販売しているムーブはホイールベースが2490mmに対して、初代コペンは2230mmと260mm(26cm)も短く、非常に小回りが利く造りになっているのがわかります。
そのほかにもホイールベースが短いとバックの駐車などもしやすいので、それも人気となった理由の一つでしょう。
丸目のヘッドライドライトが特徴的
コペンのエクステリアで最も印象的なものは、ヘッドライトです。
丸目のヘッドライトの車はなかなか見ることがなく、日本車でいうと初代のコペンやスズキのラパンなどがあり、非常に可愛らしく、中にはあの丸目のヘッドライトであるために購入しているという人もいるくらいです。
コペンだけで見るとヘッドライトが丸目であるのは初代と二代目のセロというグレードです。
2代目が発売されたときに、丸目ではなくなり「コペンらしくない」などの意見が多く聞かれました。
ダイハツがそれを察したのかは定かではありませんが、2015年6月から2代目からコペンセロというグレードが発売され「丸目が戻ってきた!」など喜びの声も聞かれました。
乗り心地はどうなのか
コペンは座る位置が地面と近いので、どうしても乗り心地が悪くなってしまいます。
乗り心地の定義は人によって変わってきますが、一般的に日本人が好むようなふわふわしたものではなく、ベンツのような硬い乗り心地です。
しかし、乗り心地が悪いと感じるのは街乗りの時だけで、高速道路のような場所を走るときには軽自動車では考えられないくらい走りが安定していて、非常に乗り心地は良いです。
また、低重心なので高速道路特有の横風などにも強く、橋の上など風がもろに当たるところでも車体の揺れが他の軽自動車に比べると少ないと言えます。
このように、初代コペンL880Kは機能性を重視した軽自動車というよりも、走りを楽しむためのスポーツカーに近い車です。
また、操縦性なども比較的良く見た目も可愛いので、生産終了してしまった現在でも人気は高く、これからもたくさんの人に愛される車であり続けるでしょう。
まとめ:製造終了後も高い人気を誇るコペンL880K
内容のポイントをまとめます。
- ダイハツ工業製の軽オープンカー「コペン」の概要
- 初代コペンL880Kは2002年から2012年に製造
- 小さな車体ながらパワフルな直列4気筒DOHCツインスクロールターボエンジン搭載
- 馬力は最大47kW(64馬力)
- トランスミッションはスーパー5速MTかスーパーアクティブシフト付き4速ATから選択可能
- MT車とAT車が同価格である点が珍しい
- 車体の丸みを帯びたデザインが女性に人気
- 短いホイールベースで運転しやすい
- 特徴的な丸目のヘッドライト
- 座る位置が地面に近く、乗り心地は硬め
- 高速道路での走行安定性が高い
- 操縦性と見た目の可愛らしさで現在も人気が高い