コペンの燃費

ダイハツの軽スポーツオープンカーコペン。
スポーツカーと聞くと「燃費が悪そう」なイメージがあると思います。
そこで、コペンのカタログに載っている燃費と、実燃費を徹底比較してみました!
旧型のL880Kと、新型のLA400Kの両車種の情報を載せていますので、今後コペンの購入を検討している方や、現在オーナーの方にも参考にして頂ければ幸いです。
初代コペン「L880K型」の燃費

まずは2002年から2012年まで販売された初代コペン「L880K型」の燃費から見ていきましょう。
■カタログ燃費
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※2012年4月版のカタログによる数値です
※燃費計測は「10・15」モードによる
※10・15モードとは? 10・15モードとは、2010年まで用いられていた自動車の燃費測定方法。 カタログ燃費と実燃費の数値があまりにも「かけ離れている」事から批判が多く、2010年度をもって廃止となった。 |
■実燃費
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※L880Kオーナーさんが自己申告した数値を平均した数値です
※ミッション別での燃費は残念ながら不明でした
新型コペン「LA400K型」の燃費

次に2014年から販売されている新型コペン「LA400K型」の燃費を見てみましょう。
■カタログ燃費
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※2014年6月版のカタログによる数値です
※燃費計測は「JC08」モードによる
※JC08モードとは? 2014年4月から義務化された自動車の燃費測定方法。 10・15モードよりも実走行に近い測定にした為、カタログ上の燃費は10・15モードよりも1割程度低くなった。 |
■実燃費
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※LA400Kオーナーさんが自己申告した数値を平均した数値です
LA400K・グレード別燃費比較

以下の表はLA400K型の「グレード・ミッション」別での実燃費の比較になります。
なお、カタログ燃費は全グレードでMT車が22.2㎞/ℓ、CVT車が25.2㎞/ℓとなっています。
■グレード・ミッション別平均燃費(レギュラー)
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終わりに
いかがでしたでしょうか?
スポーツタイプと言っても、そんなに燃費が悪い訳ではないですよね。
新型のLA400K型の方が燃費が良くなっているのは当然としても、旧型のL880K型も中々優秀なのではないでしょうか?
なお、自動車の燃費測定方法は2010年までは10・15モード、2011年からはJC08モードが用いられていましたが、2018年10月から日本の排出ガス/燃費試験の基準は、国際連合が定めた国際基準の「WLTPモード」に全面移行しています。
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