OBD2機器を複数同時に活用したいとお考えの方に朗報です!
今回は、車両診断の効率化を可能にする【CarAngels】ブランドの「OBD2用16PIN延長2分岐ケーブル」をご紹介します。
このケーブルを使用すれば、エンジン診断器や燃費計など、2つのOBD2機器を同時に接続して使用することが可能になります。
この記事では、製品の特徴、利用時の注意点、そして実際の使用例までを詳しく解説していきますので、車両の診断とカスタマイズに関心がある方はぜひご一読ください!
- OBD2用16PIN延長2分岐ケーブルの基本的な機能と利用法
- ケーブルの物理的特性と選定時の重要ポイント
- 機器接続時の相性や通信の制限に関する理解
- 実際の使用例としてのメーターとオートドアロックの接続テスト
OBD2機器を2つ同時に使用できるようにする
- CarAngels|OBD2用16PIN延長2分岐ケーブル
- 製品の特徴
- メリット&デメリット
- 接続した機器が動作するかは試してみないと分からない
CarAngels|OBD2用16PIN延長2分岐ケーブル
今回、実際に購入して紹介するのは【CarAngels】ブランドの【OBD2用16PIN延長 2分岐ケーブル 50cm ハーネス 2ポート L型】です。
この製品を使用すると、例えばエンジン診断装置と燃費測定器など、異なるOBD2機器を同時に活用することが可能になります。
それだけでなく、一方をOBD2機器に使用して、もう1つを点検用や将来の拡張用に確保しておくことも可能です。
製品の特徴
この製品は、オス16ピン(入力)×1とメス16ピン(出力)×2のコネクタを有し、約50cmのケーブル長を誇ります。
ケーブルとコネクタの材質は、耐久性と信頼性を高めるためにPVCと銅を使用しています。
ただし、全てのOBD2機器との完璧な互換性を保証するわけではありません。
特に、双方向通信を行うタイプの機器を2つ同時に使用する場合、予期せぬ問題が生じる可能性があります。
そのため、使用前には機器の仕様を確認する必要があります。
・コネクタオス16ピン(入力)×1 メス16ピン(出力)×2
・ケーブル長さ:オス~メス間 約50cm
・コネクター形状: メス2系統(16ピン)
・材質:コード部:PVC、銅など
※当ケーブルを利用することで、全ての機器が分岐接続出来るとは限らない場合があります。予めご了承ください。
※OBD2の規格上双方向通信をするタイプの機器を2つ同時に使用することはできません。
※説明書などの付属品はございませんので、整備工場等にて使用してください。
メリット&デメリット
一部のユーザーレビューでは、ケーブルの太さと硬さが取り回しに若干、苦労する声もあります。
ですが、その分、耐久性と安定した接続が提供されると言った声もあります。
やや取り回しに苦労するというデメリットは、その堅牢性から長期的な利用において大きなメリットともなるでしょう。
接続した機器が動作するかは試してみないと分からない
OBD2の2分岐ケーブルを用いる際には、様々な問題が生じることがあります。
時には両方の機器が問題なく機能することもあれば、片方のみが動作する場合や、残念ながら両方とも動作しないケースもあります。
これは接続する機器の相性や、それぞれの機器の通信方式によるところが大きいです。
特に、OBD2標準は多くの機器との互換性を持つように設計されていますが、全ての機器が全てのケーブルや他の機器と完璧に機能するわけではないため、購入前や設置前の充分な調査とテストが推奨されます。
また、不具合が起きた場合の対処法や交換の可能性も考慮に入れておくと安心です。
- 両方とも正常に動作した
- 片方しか動作しない
- 両方とも動作しない
私は実際に、メーター(ブースト計)とオートドアロックの2つをこのケーブルで繋いで試してみた記事がありますので、OBD2機器利用の参考になれば幸いです。
まとめ:OBD2機器を複数同時使用できる2分岐ケーブル
内容のポイントをまとめます。
- OBD2用16PIN延長2分岐ケーブルにより、2つの機器を同時に使用可能
- CarAngelsの50cmハーネス2ポートL型ケーブルを使用
- ケーブルはオス16ピン入力×1とメス16ピン出力×2を有する
- 材質はPVCと銅で、耐久性と信頼性に優れる
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- すべてのOBD2機器と完璧に互換性があるわけではない
- 双方向通信を行う機器の同時使用は制限がある
- ケーブルの太さと硬さにより取り回しに苦労する場合がある
- 機器の相性により接続結果が異なる可能性がある
- 事前の調査とテストで不具合への備えが重要
- 実際にメーターとオートドアロックの組み合わせテストを実施