コペン所有者の間で度々話題となるのが、ルーフロック部からの異音問題です。
走行中、特に段差を越える際に発生するこのガタガタとした音は、多くのドライバーにとって気になるポイントでしょう。
この記事では、ルーフロック部の異音の原因と、それを軽減するための具体的な対策方法について詳しく解説します。
専門的な観点から、手軽に試せる対策方法を中心に、異音の原因やその解決策を提供します。
これらの情報は、コペンにより快適なドライブを求める方々にとって有益な内容となっています!
- コペンのルーフロック部からの異音の原因
- ルーフロック部の異音を軽減するための調整方法
- 異音の問題解消に役立つ具体的なツールとその使用方法
- ルーフロック調整時の注意点と推奨される対策手順
コペンの異音対策|ガタガタ音はルーフロックの調整で解決!?
- ルーフロック部からの異音原因
- ルーフロック調整方法①
- ルーフロック調整方法➁
- ルーフロック調整方法③
- ルーフロック調整方法④
- 実はあまりオススメはできない
ルーフロック部からの異音原因
コペンは走行中に段差を越えたときなどに、頭上から(ルーフロック辺り)【ガタガタ】音が発生するという持病を持っています。笑
これは各部品やモールの経年劣化などにより、フロントとルーフの連結が緩くなって隙間ができるのが異音発生の原因です。
連結が緩くなると振動や衝撃でフロントとルーフが「ぶつかり合ってガタガタ」「擦れ合ってギシギシ」異音が発生します。
その対策として定番なのが、以前紹介した「指サック」や「フェルトシール」などです。
今回はルーフロック部の【調整】での対策方法になります。
ルーフロック調整方法①
こちらが「ルーフロック」ですね。
ルーフロックの調整は、まず通常通りにルーフロックを解除することから始めます。
これには特別な工具は必要ありません。
ルーフロック調整方法➁
解除後になります。
ルーフロックを解除すると、調整可能なナットが中央に見えてきます。
このナットの締め具合を調整することで、ルーフの固定度合いを変更できます。
ルーフロック調整方法③
【緑色】で囲った部分が「調整ナット」です。
普段は調整ナットの位置がズレないように【赤色】で囲った部分に「カバー」がしてあるので、このナットカバーを外します。
ナットカバーは両側を指で後ろ側に押すだけで簡単に外れます。
(もしくは後ろから引っ張る)
正面に【黄色】の印が見えますよね?
この印が正面にある状態が標準設定の目印だと思われます。
ルーフロック調整方法④
ナットカバーを外した状態です。
これで調整ナットを回すことができます。
10㎜のスパナで回せますが、指でも回すことが可能です。
ナットを下から見て「時計回り」に回すと緩くなります。
その逆で「反時計回り」に回すと締まります。
実はあまりオススメはできない
正直、このルーフロックの調整はあまりオススメはできません。
ここを締め過ぎると摩擦が早まり、むしろ【異音・雨漏り】の発生原因になってしまう恐れがあるからです。
また、運転席側と助手席側とで左右のバランスが取れていないと、今まで鳴っていなかった所から「異音が発生」するなんてこともあるようなので、微妙なバランス調整も必要です。
ルーフロックの調整のみで、異音が完全に消えたとの話を聞かないのも事実です。
ただ異音関係とは別に「剛性感」が上がったと感じる方がいるようです。
まずは先に定番の「指サックorキャップ」「フェルトシール」を試してみて、それでも解消されない場合の策と考えましょう!
まとめ:コペンの異音対策|ローフロック調整方法
内容のポイントをまとめます。
- コペンのルーフロック部は走行中の段差でガタガタ音が発生する傾向がある
- 音の原因は部品やモールの経年劣化による連結部の緩み
- 連結部を強化し隙間をなくすことで問題が解消される可能性が高い
- ルーフロックの調整は通常の解除方法から始まる
- 調整可能なナットがルーフロック解除後に見える
- 緑色でマークされた部分が調整ナットである
- 赤色で囲ったカバーを外すことでナットにアクセス可能
- 調整ナットは10mmのスパナ、または指で回せる
- ナットは時計回りで緩み、反時計回りで締まる
- ルーフロックの調整は過度に行うと異音や雨漏りの原因になり得る
- 左右のバランスが取れていないと新たな異音の発生の可能性あり
- 指サックやフェルトシールなどの方法を先に試すことを推奨