今回は、走行中でもルーフの開閉が可能になるアイテム「車速キャンセラー」についてご紹介します。
通常、コペンのルーフ開閉は停車中に限られていますが、この車速キャンセラーを利用することで、車速30km/h以下に限り走行中でも操作が可能になります。
オープン状態での運転中に急な雨に見舞われた際など、この機能は非常に便利です。
コペン専用として、テイクオフとコムエンタープライズから発売されており、各車種に合わせた設計がされています。
ここでは、その特徴や取り付け方法について詳しく解説します!
- 走行中でもルーフ開閉が可能になる車速キャンセラーの機能
- コペン専用車速キャンセラーの種類とそのメーカーについて
- 取り付け方法と必要な工具に関する情報
- 製品の価格比較と購入時のお得なキャンペーン情報
走行中でもルーフの開閉ができる!コペン用車速キャンセラー
- 車速キャンセラーとは
- 2メーカーから発売されている
- 価格差を検証
- 取り付けに関して
車速キャンセラーとは
純正の状態ではルーフの開閉は「停車中」でないとできませんが、車速キャンセラーを付けると「走行中」でもルーフの開閉ができるようになります。
オープン走行中の急な雨などの時にとっても便利です。
この車速キャンセラーを取り付けてこそ、電動ルーフの利便性を最大限に発揮できるとも言われています!
2メーカーから発売されている
コペン用の車速キャンセラーは「テイクオフ」と「コムエンタープライズ」の2メーカーから発売されています。
コムエンタープライズからは「L880K用」と「LA400K用」が専用品として、別々に用意されています。
一方、テイクオフの製品は「L880K」と「LA400K」共用品になっています。
価格差を検証
テイクオフ:¥12,000(税抜)
コムエンタープライズ:¥13,200(税抜)
定価ではコムエンタープライズ製の方が少し高いですが、コムエンタープライズは現在
【キャンペーン特価】で¥8,800(税抜)とお安くなっています!
取り付けに関して
- コペンLA400K:室内センターエアコン吹き出し口裏側のECUへの配線作業。
- コペンL880K:トランク内右奥にあるECUへの配線作業と運手席足元にあるECUへの配線作業。
コペン用車速キャンセラーの取り付け方法を解説
- 取り付けにはパネルを外す(LA400K)
- パネルの外し方と順番の解説
- 補足
取り付けにはパネルを外す(LA400K)
コペンに車速キャンセラーを取り付けるには、最終的に上の写真の状態までパネルを外す必要があります。
ちょっと難しそうに思われるかもしれませんが、ここまでバラすのはそんなに大変ではないですよ!
必要な工具も「内張り剥がし」だけあればOKです。
パネルの外し方と順番の解説
➀:ハザードスイッチパネルを外します。
- 手前に引くように
➁:エンジンスタートスイッチパネルを外します。
- 手前に引くように
➂:ナビ枠を外して、ナビパネルを少しだけ上に持ち上げます。
- ナビ枠は手前に引くように
- ナビパネルは写真のように全て外さなくても平気です
④:シフトパネルを外します。
- シフトノブを最初に外します
- シフトパネルは内張り剥がしを使って四隅を持ち上げていき真上に引く
⑤:エアコンパネルを外します。
- 手前に引くように
補足
- ➀➁より④を先に外しても問題ありません。
- ➀➁を外さないと➂のパネルが持ち上げられません。
- ➂のパネルを持ち上げて④を外すと、最後の⑤を外すことができます。
なお、内張り剥がしを使用するのは④を外すときぐらいで、他は手だけで外せると思います。
ここまで外したら「エアコンパネルの奥」にある「パワーウィンドウECU」に車速キャンセラーの各配線を説明書通りに繋げば完了です。
説明書は車種専用のものが付属されているので、配線の繋げ方も分かりやすく記載されていますよ!
まとめ:コペン用車速キャンセラーの取り付け方法の解説
内容のポイントをまとめます。
- 車速キャンセラーにより停車中でなくても走行中にルーフ開閉が可能
- 動作は車速30km/h以下で制限
- 急な雨などでの利便性向上が特徴
- コペン専用の車速キャンセラーはテイクオフとコムエンタープライズから発売
- コムエンタープライズ製品はL880K用とLA400K用が専用設計
- テイクオフ製品は
L880KとLA400K共用 - 両メーカーとも使用条件は30km/h以下と同じ
- コムエンタープライズはキャンペーン特価で価格がお得
- LA400Kは室内センターエアコン吹き出し口裏のECUへの配線作業が必要
- L880Kはトランク内右奥と運転席足元のECUへの配線作業が必要
- 取り付けには内張り剥がし工具のみで可能
- 説明書が付属し、配線方法が分かりやすく記載