今回は、コペンLA400K/Aの『カウルトップ』をメンテナンスまたはカスタマイズしたい方に向けて、カウルトップの外し方を詳しく解説します。
LA400K/Aモデルは、ローブ、エクスプレイ、セロ、GRを含み、カウルトップは無塗装樹脂製であり、時間と共に白く古ぼけた外観になってしまいます。
このような状態を改善するため、またはカスタマイズのためにカウルトップを塗装するオーナーが多いですが、その前に適切な取り外し方法を知ることが重要です。
この記事では、ワイパーの取り外しから始まり、複数のパネルやクリップの取り扱いに至るまで、一連のステップを丁寧に説明します。
破損のリスクを避けつつ、効率的かつ安全にカウルトップを取り外す方法を学びましょう!
- コペンLA400K/Aのカウルトップの外し方
- カウルトップ取り外しの際の注意点
- カウルトップの塗装の必要性とその手順
- 関連する部品の取り扱い方法
コペンLA400K/Aのカウルトップの外し方を解説
- LA400K/Aのカウルトップは劣化する
- 手順➀|ワイパーを取り外す
- 手順➁|三角形のパネルを取り外す
- 手順➂|ウォッシャーノズルを外す
- 手順④|クリップを取り外す
- 手順⑤|カウルトップを車体から外す
LA400K/Aのカウルトップは劣化する
ここでは、コペンLA400K/A(ローブ、エクスプレイ、セロ、GR)の『カウルトップ』の外し方を解説します。
LA400K/Aのカウルトップは、初代コペンである「L880K」型のような塗装はされておらず、無塗装樹脂のため、経年劣化で白く古ぼけた感じになってしまいます。
そこで、カウルトップをL880Kの様に塗装しているオーナーさんが結構いるようです。
塗装するにはカウルトップを外した方が効率が良いため、主に塗装する方向けの作業になります。
一見、簡単に外せそうに見えますが、注意しないと破損してしまう場合もあるので、注意点も解説していきます。
手順➀|ワイパーを取り外す
まず、一番最初にワイパーを取り外します。
「付け根部分」のカバーの取り外し方ですが、これは手で簡単に取れます。
カバーを取ると、中にボルトがあるので外しましょう!
この様な感じで、左右2本とも取り外します。
手順➁|三角形のパネルを取り外す
次に、両サイドに付いている「三角形のパネル」を取り外します。
ここは『内張り剥がし』を使用した方が良いです。
まず最初に、上の画像のようにパネルの手前部分を持ちあげて下さい。
これは外した後の画像ですが、
〇で記した部分のクリップは『車両後方側』に向かって『スライド』させるようにしないと外すことが出来ません。
手順➂|ウォッシャーノズルを外す
これは結構、見落としてしまいがちな部分です。
『運転席側』の三角パネルの中を覗くと、ウォッシャーノズルが見えます。
この段階でこれを外しておきましょう、手で簡単に外せます。
忘れると音だけでウォッシャー液が出なくなり「あれ?出てない」って状況になります。
手順④|クリップを取り外す
次に、ボンネットを開けて〇で記した計8個のクリップを取り外します。
(※このクリップが意外と外しずらいです)
手順⑤|カウルトップを車体から外す
8個のクリップを外したら、これでカウルトップを車体から取り外すことができます。
カウルトップはクリップでとまっていますので、真上に向かってバコバコと外していきましょう。
はい、これでカウルトップを外すことが出来ました。
元に戻す時は、逆の手順で行って下さい。
まとめ:コペンのカウルトップの塗装は外した方が効率的
内容のポイントをまとめます。
- コペンLA400K/Aのカウルトップの外し方を解説
- LA400K/Aのカウルトップは無塗装樹脂製
- 経年劣化で白く古ぼけてくる
- カウルトップの塗装はオーナー間で一般的
- 塗装作業にはカウルトップの取り外しが効率的
- 取り外しは破損のリスクあり、注意が必要
- ワイパーの取り外しには「12mmのソケットレンチ」が必要
- 三角形パネルの取り外しには「内張り剥がし」を使用
- 三角パネル取り外し時、クリップは車両後方にスライドさせる
- ウォッシャーノズルは運転席側の三角形パネルからアクセス
- ボンネット開けて8個のクリップを取り外す
- カウルトップはクリップで固定、真上に向かって取り外す