コペンLA400K/Aのカウルトップの外し方
ここではコペンLA400K/A(ローブ、エクスプレイ、セロ、GR)の『カウルトップ』の外し方を解説します。
LA400K/AのカウルトップはL880Kのような塗装はされておらず、無塗装樹脂のため、経年劣化で白く古ぼけた感じになってしまいます。
そこで、カウルトップを塗装しているオーナーさんが結構いるようです。
塗装するにはカウルトップを外した方が効率が良いため、主に塗装する方向けの作業になります。
一見、簡単に外せそうに見えますが、注意しないと破損してしまう場合もあるので、注意点も解説していきます。
① ワイパーを取り外す
まず、一番最初にワイパーを取り外します。
付け根部分のカバーを取り外しますが、これは手で簡単に取れます。
ボルトは12mmトルクレンチが合います。
こんな感じで2本とも取り外します。
➁ 三角形のパネルを取り外す
次に両サイドに付いている、三角形のパネルを取り外します。
ここは『内張り剥がし』を使用した方が良いです。
まず最初に画像のように手前部分を持ちあげて下さい。
ここで注意点があり、このまま一気に外そうとすると破損します!
これは外した後の画像ですが、〇で記した部分のクリップは『車両後方側』に向かって『スライド』させるようにしないと外すことが出来ません。
そのまま上方に向かって外そうとすると割れてしまいますので注意して下さい。
③ ウォッシャーノズルを外す
これは結構、見落としてしまいがちな部分です。
三角形パネルの『運転席側』を覗くと、ウォッシャーノズルが見えます。
この段階でこれを外しておきましょう、手で簡単に外せます。
元に戻す時も忘れがちになります。忘れると音だけでウォッシャー液が出なくなり、「あれ?」ってなります。
④ クリップを取り外す
次にボンネットを開けて、〇で記した計8個のクリップを取り外します。
(このクリップが意外と外しずらいです)
⑤ カウルトップを車体から外す
8個のクリップを外したら、これでカウルトップを車体から取り外すことができます。
カウルトップはクリップでとまっていますので、真上に向かってバコバコと外していきます。
はい、これでカウルトップを外すことが出来ました。
元に戻す時は逆の手順で行って下さい。